JR西日本車両(関西地区)の行き先LEDについて考える記事
当ブログの記事でもよく登場するJR西日本車両(主に681系、683系)。223系が好きだ、いやいや683系が好きだ、人それぞれあると思いますが、今回はJR西日本車両、行き先表示LEDあたりにスポットを当ててみます。(待たせた割に大した事ではない件について)
と、言いましても「サンダーバード」「しらさぎ」などという表示一覧を書いていくのではなく、行き先表示を囲む溝?についてお話します。
イメージ写真
溝というのは青線部分あたりということを前提にお話しします(わっかりにくい)。
681系W06編成
この車両は金沢総合車両区所属ですが、元京都区W11編成です。
よく行き先表示を見ると、二重のように見える白い溝があります(行き先表示用の車両側の穴に対して一段でっぱり?溝?のこと)。
京都区の車両の特徴としては、その溝の色が車両の色に合わせて塗ってあることと推測しています(例:281系・・・白 283系・・・水色)。
W06編成に関しては金沢に転属の時に全般検査は行っていないと思われるので(落成・・・1995年、全般検査のペース・・・8年、転属・・・2014年)、後述の金沢区の特徴になっていないものだと思われます。(全般検査で変更となるか、重要部検査で変更となるか、おそらく全般検査だが、詳細は不明)
クロ683-4507
この車両は金沢所属の車両です。
見づらいですが、よーく見ると溝の色が黒く塗られています。これは金沢区の車両の特徴で、金沢に所属、または検査(曖昧)を金沢で受けた場合、黒く塗られたものになります。
683系0番台
こちらは京都区の所属なので、そちらの特徴のものとなっています。
こちらは京都の289系J1編成
できる限りの情報を集める限り、全般検査をした形跡はない様子。が、2015年3月8日、前身のS04編成は溝の色は黒。と、ここでふと思いつく。
金沢支社(金沢区)といえば、415系のトイレの中のはしごの車番が一致していないことで一部業界に有名。
京都は律義に塗っているが…
金沢支社が適当なだけである。
という結論でまとまることができるが、今そんなことを言うと今回の企画が終わってしまうので、あとにとっておこう。
ちなみにいろんな鉄オタが普通に好きそうなスノーラビット(N03)は、はくたか時代もしらさぎになってからも金沢タイプである。
221系。黒ずんでいるのは汚れ?京都タイプのよう(?)。
223系。どうやら溝はなさそうか?
521系。特に色付けはしていない?
ここで福知山の289系に目を向けてみよう。
...おや?金沢タイプ...。
と、思ったら京都タイプ...。なんなんだ福知山...。
撮影:既望路氏
287系くろしお。
は?日根野って金沢タイプなの?((
撮影:既望路氏
福知山まで金沢のものと同型となっています。んー...いったい何なのか。
最後に2017年に入ってから撮った金沢W06。
あれ、色塗られてる…。どうやらこの企画(?)長期化しそうです。